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2023年08月30日

相続 用語集

「相続人」

相続人とは、亡くなった人から財産をもらう人です。

 

「被相続人」

被相続人とは、亡くなった人のことで、財産を残した人です。

 

「法定相続人」

法定相続人とは、法律で定められた相続人のことです。

原則、「配偶者」と「子・親・兄弟姉妹のいずれか」になります。

 

「直系卑属」

子供や孫などのことをいいます。

 

「直系尊属」

親や祖父母などのことをいいます。

 

「戸籍」

戸籍とは、親族関係を記録し証明するための文書のこと。

 

「戸籍謄本」

戸籍謄本とは、その戸籍の内容をすべて記載した文書のことで、「戸籍全部事項証明書」が正式名称です。

 

「相続財産」

亡くなった人が持っていたものは、すべて相続財産です。

相続財産には、プラスの財産(現金、預貯金、不動産など)とマイナスの財産(借金、滞納した税金、保証債務など)とがあります。

 

「法定相続分」

法律で決められた相続人の取り分のことです。

相続人が誰になるかで取り分は変わってきます。

故人が財産の分け方を指定していないときには、法定相続分を参考に相続人どうしで話し合って取り分を決めます。

 

「遺言書」

遺言書とは、被相続人が遺言を記した文書のことで、複数の種類があります。

どの種類かによって、必要な書類や手続が異なるので、最初に種類を特定する必要があります。

 

「遺産分割協議」

相続人全員で、故人の遺産の分け方を話し合うことです。

話し合いの結果を書類にしたものを「遺産分割協議書」といいます。

 

「遺留分」

最低限受け取ることのできる相続割合のことです。

相続人が兄弟姉妹の場合には遺留分がありません。

相続人に一定の相続分を保証するために設けられました。

 

「暦年贈与」

暦年贈与とは、1月1日から12月31日までの1年間(暦年)で、贈与額が110万円以下ならば贈与税がかからないというしくみを用いた贈与方法のことです。

非課税で毎年110万円を移せることから、相続税対策として有効で、対象は110万円以下ならばお金だけでなく、土地や建物も含まれます。

 

「準確定申告」

年の中途で死亡した人の場合は、相続人が1月1日から死亡した日までに確定した所得金額および税額を計算して、相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内に申告と納税をしなければなりません。

 

「延滞税」

税金が定められた期限までに納付されない場合に、原則として法定納期限の翌日から納付する日までの日数に応じてかかる税金のことです。

相続税の法定納期限は、相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内です。